【ドラクエウォーク】KM2式破壊機爪 / いきなりスキルの仲間発動確率を実践して計算+運用上の注意点

※最終更新日:2023/2/4

 

こんにちは、きどさんです。

 

前回、奇跡的にKM2式破壊機爪を入手し【凍結処分プログラム】の追撃発動率を計算してみました。

kidsanblog.hatenablog.com

前回の記事にも書いたんですが、もうひとつ気になるスキルがありまして。

 

  • いきなりスキル:【急速充填】 消費MP:4
  • 説明:戦闘開始時に 自身とまれにランダムな仲間のMPを
       行動開始時に一定量回復させる効果を付与する
       (効果1ターン)

 

「まれに」とは・・・?????

 

ってことで、今回も自分でひたすら実践して発生率を計算してみます!

 

以下にまとめますので、よければ見ていってください。

 

目次はこちら↓

 

 

基本情報:いきなりスキル「急速充填」について

  • いきなりスキル:【急速充填】 消費MP:4
  • 説明:戦闘開始時に 自身とまれにランダムな仲間のMPを
       行動開始時に一定量回復させる効果を付与する
       (効果1ターン)

装備者自身には必ず発動しますので、そこは他のいきなりスキルと同様です。

このスキルは「まれにランダムな仲間」にも発動するという特徴が。

→結果、パーティー全体としての周回効率を底上げすることができます!

戦闘開始時に1ターンだけなので、1回のバトルが長期戦になる場合や、そもそも全回復状態からのスタートだと恩恵がありません。

また、「行動開始時に回復する」という点にもすこし注意が必要です。
※注意点詳細は後述します。

とはいえ少ない消費MPで発動できる点はお得感ありますね!

ここからは実践結果から、

「どれくらい仲間にも発動するんだろう?」という疑問に対して

確率調べてみました。

 

実践:ひたすら「急速充填」を発動させてみた結果

まず前提から。

今回も発生率に何かしらの影響を与えるパラメータがあるかないかわかりませんが、記録として。

  • 装備者はニンジャ:Lv29
  • 左から2番目に配置
  • なんとなくヒャド属性アップ装備+こころセット
  • 武器は「KM2式破壊機爪」
  • 敵は固定しない(12章のモンスター、ベロベロ、おににゅうどう、などなど)

※もしかして配置した位置によって確率かわる?を確認するため、配置は「左から2番目」で固定。

※試行回数150回 Excelにひたすら入力。表の数字の意味は下記です。5列1行で1セット(試行1回分)

1~4列目

  • 各列番号は仲間の配置位置に対応(例:3は左から3番目の仲間)
  • 「空白」色なし:なし
  • 「1」色付き:スキル発動
  • ※要は「色がついてる列の人はスキルが発動した」と見ていただければ。

5列目

  • 同時にスキル発動した仲間の数(装備者含む)

見づらいっっ!

けどここはなんとなく雰囲気で伝わったら嬉しいです。。

 

「わかったこと」

  • 左から2番目は装備者です。⇒装備者自身は必ず発動する(100%)
  • 仲間にもけっこー発動する(1人しか発動しないことの方が少ない)
  • 今回は自身のみ(1人)/自身+仲間1人(2人)/自身+仲間2人(3人)のパターンで同時発動を確認
  • 4人同時発動もあるかも??※未確認ですが

 

結果:「急速充填」の仲間発動確率は?

集計結果です。

※各表の2行目が発生数、3行目が試行回数に対する発生確率です。

 

まずは、配置場所ごと(仲間個人ごと)の発動数と確率から

結果:

  • 配置位置、順番の影響はなさそう
  • 仲間ごとの発動率は、23~28%程度(ざっくり4分の1かな?)

 

もう一つ、同時発動した人数の集計結果です。

  • 1人だけ: 37%
  • 2人:   51%
  • 3人:   12%
  • 4人:   確認できず

今回の実践では、およそ6割強の確率で仲間へも重複発動することを確認できました!

尚、4人同時発動は確認できませんでしたが、仮に装備者以外の個人ごとの発動率を4分の1とすると、4人同時に発動する計算上の確率は

(1/4)× (1/4) × (1/4) = 1/256

となります。

単純に回数が足りないだけかもしれませんので、もうすこし試行回数増やしていくと出てくるかもしれませんね!

 

補足:「急速充填」を周回で運用する時の注意点(回復できない場合がある)

このいきなりスキル「急速充填」ですが、

  • MP消費量:4
  • MP回復量:10

です。

ここだけパッと見では全く損がないスキルに見えますが、少し注意点がありますので書いておきます。

 

スキル説明文の抜粋

  • 行動開始時に定量回復させる効果を付与する

ポイントは↑ココ「行動開始時に」です。

 

スキルが発動するのは「戦闘開始時」ですが、回復するのは「行動開始時」

例えば時系列で書くと・・・

  1. 戦闘開始時に「急速充填」発動 :装備者のMP消費「-4」
  2. 装備者と仲間1に「急速充填」状態が付与されたとする
  3. 付与された仲間1「行動開始時」:仲間1のMP回復「+10」
  4. 仲間1の行動
  5. 付与された装備者「行動開始時」:装備者のMP回復「+10」

こんな感じで、順番に行動時に回復していきます。

コスパ抜群ですね!

 

ただし「スキル発動≠回復する」⇒つまり発動したからといって必ず回復するわけではない点に注意が必要です。

仮に上記パターンの「2.」と「3.」の間で、素早さの高い別の仲間が最初に行動し、全体攻撃でサクッと倒してしまったと仮定すると...

  1. 戦闘開始時に「急速充填」発動 :装備者のMP消費「-4」
  2. 装備者と仲間1に「急速充填」状態が付与されたとする
  3. 仲間2の全体攻撃で戦闘終了

~~~以降、回復は発動しない~~~

  • 付与された仲間1「行動開始時」:仲間1のMP回復「+10」
  • 仲間1の行動
  • 付与された装備者「行動開始時」:装備者のMP回復「+10」

となり、発動するだけ損になってしまう可能性も。

 

最大限に「急速充填」を活かせる運用の形は、

  • 「装備者=素早さ最速(パーティーで最初に行動する)」であれば、ほぼ確実にMP回復の恩恵を受けることができますので、「ニンジャ」や「レンジャー」での運用がオススメてす!丁度格闘武器が得意武器なのでそこも相性○
  • 上のケースでは毎戦闘ごとにMP+6以上の回復効果に期待できます。

 

逆に最も期待値が低くなるのは、

  • 「装備者=素早さ遅い(周回中に全く行動しない)」場合、且つ1人目の全体攻撃で1バトルが終了する周回での運用です。「ゴッドハンド」や「バトルマスター」での運用時にありがちな場面です。
  • このケースでは毎戦闘ごとに「(消費MP -4)+(行動1人目にスキルが発動する確率25%×回復MP10)」となり、期待値はMP -1.5と、赤字に。
  • とはいえ、そもそも周回時に「素早さが遅くて全く行動しない」装備者のMPを温存する必要はなく、消費MPもたったの4です。気にする必要は殆どないかもしれません!

 

このとおり、スキル発動した仲間が「行動するかどうか」「その順番は」について素早さをうまく管理できれば、より快適な周回ライフを送ることができるとおもいます!

ご参考いただければ。

 

※当記事中の数値はきどさん個人の実践に基づくデータです。
 実際の設定値とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。

 

記事冒頭でも書いてますが前回、KM2式破壊機爪のメインスキル「凍結処分プログラム」の追撃発動率について計算しています。

よければこちらも合わせてご覧ください!

kidsanblog.hatenablog.com

 

それでは、ここまで読んでいただいてありがとうございました。

 

以上